こんばんにちは!!
たく猫でございます。
今回は認知バイアスについて書いていきます。
認知バイアスとは?
そもそも「バイアス」と言う言葉の意味に「偏った」と言う意味があります。
そのため認知バイアスとは、物事を認識、判断、思考する時にこれまでの経験や固定観念にしたがい合理的でない結論や考えの事を指します。
例として、「有名な人がオススメする商品は良いものと思うこと」や「受け答えがしっかりしている人は仕事や勉強もできるだろう」と言う価値観(固定概念)のことがいい例です。
元々認知心理学や社会心理学などの心理学で使用されている言葉で、
認知バイアスの種類は100種類以上あると言われています。
認知バイアスの種類について
100種類以上ある認知バイアスの中で、今回が人間関係に意識を置いた認知バイアス9つを簡単に書いていきます。
詳しく知りたい方はリンク先に書いています。
- ハロー効果
モノや人を評価する時に、ある特徴的な一面に影響され、その他の側面に対しても同じように評価してしまうこと。
詳しくはこちら - アンカリング効果
数字に関連する認知バイアスの一つで、最初に与えられた数字が基準となり、
その後に表示されている数字の印象が変わること。
詳しくはこちら - コンコルド効果
サンクコスト効果とも言われており、
あるものに対して投資(時間やお金など)を行い続けていくことで損失が拡大していても
投資をやめられないこと。名前の由来はコンコルドと言われる音速旅客機の失敗から取られている。
詳しくはこちら - バンドワゴン効果
「人気があるもの」や「流行っている物」にさらに人が集まり流行や人気が加速する効果のこと。
詳しくはこちら - 確証バイアス
自分の思い込みや周囲の環境により、合理的な判断ができなくなること。
詳しくはこちら - 内集団バイアス
自分が所属している集団のメンバーに対して肯定的な評価をしたり、
好意的な態度になってしまうこと。
詳しくはこちら - ピークエンド効果
ある物事や事象に対して一番記憶に残っていることが
ある物事の1番感情がピークだった時とその物後の終わり頃の記憶です。
詳しくはこちら - 後知恵バイアス
物事の結果から予測可能だったと考えてしまう認知バイアスです。
結果だけを見てそれは予測可能だったと言われることです。
詳しくはこちら - 正常性バイアス
予期していない異常な事象が起こった時に、先入観や経験則によりこれは
正常の範囲内だと考えてしますこと。
例えば天災が起こり、まだ大丈夫と考えてしまう事や
自分は詐欺には引っかからないよと思うことです。
詳しくはこちら
こういった心理が働くことを認知バイアスと言います。
認知バイアスをできるだけ防ぐ方法
認知バイアスはいい方向に働くものもあれば悪い方向に働くことがあります。
悪い方向に働かないようにするための4つのポイントを紹介します。
- 何度も思考を繰り返す
- 色々な角度から見る
- 他者の意見を取り入れる
- 認知バイアスの知識をつける
この4つをすることで、認知バイアスが起こりにくくなります。
理由は以下の通りです。
何度も思考を繰り返す
問題点を何度も考えることにより、
見えてなかったところや、バイアスに陥ってることの気づくことが出来ます。
ただ考える時間が長すぎないようにするため2〜3回ほどにしましょう。
色々な角度から見る
一つの角度だけでなく多角的に見る事で、バイアスに依存しているかがわかります。
例えば「商品」の開発で役に立てる案が出た時に、
果たして消費者からすればいいものなのか?自分だけがあって助かるものではないか?
など色々な目線になって考えることで解消することが出来ます。
他者の意見を取り入れる
自分の考えを他者に伝えて自分の意見とは違う意見が出た時にしっかりと聞きその問題点を解消するために話し合いを繰り返すことにより、バイアスから抜け出すことが出来ます。
認知バイアスの知識をつける
確証バイアスにどのような種類があり、どのような時に陥るのかを理解していることで
予防したり、抜け出すことができるようになります。
まとめ
今回は認知バイアスの種類についてでした。
一番は知識をつけることで解消します。
それにフレームワークを使い課題を絞ることで起こりにくくなります。
フレームワークについてはこちら
今回は9つの確証バイアスについて書きましたが、
100種以上あるようなので、ゆくゆく更新していきます。
また、詳しい解説をリンク先でしていますので気になる方は読んでみてください。
では今回はこの辺で(^^)/~~~
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