こんばんにちは!
たく猫でございます。
今回は認知バイアスの一つ『アンカリング効果について』書いていきます。
アンカリング効果とは?
『アンカリング効果』とは、認知バイアスの一つで、
最初に表示されていた数字(アンカー)を基準として、今後表示される数字の印象が変わってしまう効果のことです。
良くある例としては、ショップのセールや広告などで、
通常価格¥30,000- 今なら!40%オフ!と書かれていたりします。
これがアンカリング効果です。
さらに言うと今ほとんどの物価が上がり、高くなったと言う認識も、
最初の販売価格より高くなったため高くなったと思うのもアンカリング効果になります。
アンカリング効果の活用方法
アンカリング効果を活用する方法というか場面になると思うのですが、
主にビジネスシーンで役に立てることができます。
上記の例でも出したように『値引き』『限定』が主な活用方法になります。
まず『値引き』でアンカリング効果を使う方法は『2つの価格を表示する』ことが大切になります。
メーカー希望小売価格など一般的な価格と、自分の店舗で購入することにより価格(値引き)を表示することで、消費者に安いことを印象つけることができます。
余談ですが、似たようなビジネススキルに『ドアインザフェイス』と言うものがあります。
2つ目の『限定』ですが、O月限定による期間限定、抽選でO人限定などの人数制限などが『限定』によるアンカリング効果になります。
アンカリング効果の注意点
アンカリングの効果を使う上で注意点が2つあります。
- 2つの価格を表示する二重表示に注意する
こちらは消費者庁にて景品表示法のガイドラインが表示されているので読んでおきましょう。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/guideline/ - 長期に渡り、値下げや無料にしない
こちらは消費者の心理的なものになります。
最初は無料でプレゼントすることや、値下げをすることでリピーターが増えたり、
新規顧客が増えます。ですが、このセールや無料プレゼント期間を長くすると、その金額が当たり前になってしまい、通常価格に戻せなかったり、戻した時にお客さんが減ってしまう可能性があります。
と言う2点になります。
こうしたことを注意して、アンカリング効果を活かしていきましょう!
まとめ
今回は認知バイアスのアンカリング効果についてでした。
私はこの効果がよく思うタイミングがあります。
自動販売機で飲み物を購入したときによく思ってしまいます。
自動販売機で¥100だと安く感じるのですが、店舗に行くと¥80以下で同じものが売られていたり、
コンビニだと¥120で売られていたりするので、この時によく
「あー、今思ったのアンカリングだな〜」と思ってしまいますw
あなたがアンカリング効果を感じることはありますか?
あるなら教えてください!では今回はこの辺で(^^)/~~~
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