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経済について

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こんばんにちは!!
たく猫でございます。

独立、副業、開業をする上でも大事な要素だと思いますので
今回は経済の仕組みについてまとめてみました。

経済の仕組みは簡単な取引によって成り立っている!?

経済の仕組みと言われると難しいように聞こえますが、
小・中・高とろくに学校に行っていない専門学校卒でも簡単に理解できます。

経済はいくつかの構成要素と簡単な取引が何回も行われることで成り立っています。
構成要素には

  1. 生産力の成長
  2. 債務の短期的周期
  3. 債務の長期的周期

の3つが重要な要素になります。
これを個別に考えまた、それを積み重ねたモデルケースが
経済の動向と現在の状況を把握することができます

上の3つの構成要素はまた後で説明しますが、
最初は重要で簡単な取引について説明ます。

簡単な取引とは??

上にも書いていますが、経済とは取引の積み重ねで成り立っています。
なので、この取引を理解できれば経済について理解したのも同然です。
取引とは、買い手と売り手が構成されており、
私たち全員が取引を行なっていて、何かを買ったり売ったりすると取引が発生します。
例えば、『喉が渇いたのでジュースを買う』・『歌を歌いたいのでカラオケに行く』
といった
買い手がお金とクレジットを提供
売り手がサービスや商品を提供する行動のことを取引といいます。

クレジットとお金(キャッシュ)を合計すると支払総額がわかります。
この支払総額が経済を動かします。
さらに支払額を売上で割ると単価がわかります。
これが取引です。
上の表の経済の波はこうした取引によって引き起こされます。

経済市場について

買い手と売り手が取引されることで経済市場は構成されています。
金、ガソリン、自動車、株式etc…など取引が行われている全てが経済市場なのです。

また全ての市場で積み重ねられる全ての取引経済と言う事です。
全ての市場での支払総額と売上総量を計算すると経済の仕組みを理解する事ができます。
支払総額/売上総量=経済の仕組み

売り手・買い手について

人・会社・銀行・政府機関全てが上記の取引を行なっています。

売り手と買い手の最大手は政府機関です。
これは二つに分類することができ中央政府中央銀行になります。

中央政府は税金を徴収し支出する事ができます。

中央銀行ですが、普通の買い手売り手とは違い経済の
キャッシュとクレジット総量をコントロールする事ができます。
どう言うことかと言うと
利子の動きを制御し、新しいお金を作る事ができます。
そのため中央銀行はクレジットの流れに大きな影響を与える事ができます。

クレジットについて

クレジットは一番変動が大きいため経済の重要な要素ですがよくわかってない所だと思います。
売り手・買い手が市場で取引するように貸し手と借り手がおり取引を行います。
貸し手は手持ち金を増やそうと、借り手は手持ち金以上のものを手に入れたりする為に
借り手が返済を約束し、それを信じ貸し手がお金を貸すとクレジットが発生します。

クレジットは貸し手借り手の双方を助ける事ができます。
借り手は借用額(元金)+利子を加えて貸し手に返済する事約束します。
利子が高いと負担が増加し借用額は減少します。
また、利子が低い借用額は増加します。

がクレジットの簡単な説明ですが、このクレジットには異なる一面もあります。
このクレジットが発生すると、借金も発生します。
要するにクレジット=借金なのです。

借金について

借金は貸し手には資産であり、借り手には債務です。
将来契約に基づいて元金と利息を返済し終わると資産と債務は消滅し取引が清算されます。

クレジットがなぜ重要なのか?

借り手がクレジットを終えると支出を増やせます。
支出は誰かの収入になるため支出額が増えると経済を押し上げることになります。

収入が増えると返済能力があるので貸し手は安心して貸せる為
貸出額を増やそうとします。

収入が増えるとさらに借りる事ができ、支出を増やす事ができ
その支出は誰かに収入になるといったこういったサイクルが経済の成長に繋がり
経済の波ができます

3つの構成要素について

ここからは経済に重要な3つの要素についてです。

生産力の向上について

取引には何かを得るためには何かを提供する必要があり得られる額は
どれだけ生産できるかによって決まります。

知識の蓄積が生産高を引き上げ、生産性と生活水準が向上します。
動けば動く分だけと言った形で向上していきます。
生産性は長期で見ると重要な要素ですが短期で見るとあまり成長しないため
短期で見た時にはクレジットが大切な役割になります。

債務の周期について

ここで債務が必要になってきます。
債務を利用すると生産額より消費額を大きくすることができます。
ただその後に返済が必要なため消費額を減らす必要性があります。

この債務には大きな2つの周期があります。
1つは5〜8年の周期でもう一つは75〜100年の周期です。

何も気にしていないと、波の動きを感じることができても、
周期があることには気づきません。
波の動きは日、週ごとに起こっているので、大きな波の動きには気づきにくいのです。

この3つの動きの相互作用について見ていきましょう。

これは雇用環境の変化で起こることではなく、
クレジットの利用できる額によって変動します。

クレジットが存在しない経済だと支出を増加する事ができる唯一の方法が収入の増加のみです。
これだと、生産性の向上あるいは労働時間を増やさないと支出が増やす事ができません。
支出は誰かの収入なため、こう言った環境だと経済成長は生産力を向上と比例して上がっていきます

ここでクレジットの利用、借りることができれば変動が起こります。
クレジットを使用すると言うことは支出を前倒しすると言うことで、先行投資みたいなことです。
こうしたことで波の上下動が行われます。

お金を借りると言うことは波を起こすことなのです
これは個人であっても会社や経済であっても同じことです。
なのでクレジットのことを理解することがすごく重要になります。
なのでクレジットはお金(キャッシュ)とは違うのです。

この現金というのは取引を清算するために使用されます。
ここでクレジットを利用すると、元金と利息が発生し後日お金を使って清算する流れになります。

なのでこのクレジットを利用することで、
借金をすることで一時的に生産力を超えて出費を増やすことができます。
ただしばらくすると、返済をしないといけない為出費を抑える必要性があります。

ここで借金はダメなことと思うのは日本人には多くいるみたいですが、
浪費のための借金があまり良くないことですが、
投資の為の借金は経済的に豊かになるのに大事な要素です。

この投資・消費・浪費については
お金の大学という本に詳しく書かれていますので興味があれば読んでみてください。

ここまでがクレジットによる経済の押し上げでしたが、
クレジット、債務には返済するタイミングで下がるためと
債務の短期的周期が起こります。

経済活動が活発化すると債務短期変動が始まる為です。
そのためさらに支出は増加し価格(物価)が上昇し始めます。
支出と収入が生産高より早いペースで増える為です。
するとインフレを起こします。

中央銀行の登場

中央銀行はインフレのような問題を避けたいため物価の上昇を感じると
利子をあげます。
こうすることによってお金を借りれる人が減ります。
そうすると既存の債務の返済のコストが上がっていきます。
上がることによりクレジットの支払額が増加します。

このため一般の人の出費が減っていきます。
そうすることにより、出費=支出のため、支出が減ってしまうと
誰かの収入が減っていしまいます。

そうなってくると経済全体の収支・支出が下がってしまいます。
支出が下がると物価の価格も減少します。これがデフレでございます。

デフレが起こると経済活動が縮小し不景気になっていきます。
不景気になりインフレの心配がなくなると中央銀行が利息を引き下げます
利子が引き下がることによりまた、借り手が増えたり、借用額が増えます。
こうすることによりまた、経済が押し上げられます。
こう言ったことが5〜8年周期で行われています。
これが経済のカラクリなのです。

クレジットが簡単獲得できると経済が拡大
クレジットの獲得が難しくなれば経済は縮小していきますこれが債務の短期的周期の正体です。

バブルについて

この債務の短期的周期が何十年も続きます。
ここで注目してほしいのが、債務の周期の底と頂点が次の底と頂点より高くなっています。
これは人の知恵により返済より先に借用額と支出を増やす傾向にあるからです。
このため長期の周期を見ると債務より所得より早いスピードで増大し、これが長期の債務周期に繋がります。

人の債務が増大していても、クレジットをさらに提供するのです。
なぜなら所得が増え、資産価値も上がり株価も高騰しているためこの時に幾らお金も借りてでも
物品やサービス資産を買うことが良策
だからです。
こう言ったことが社会に充満するとバブルとなります。

債務負担率について

債務が増えていても所得が同じように増えている場合には返済の心配がないのです。
ここで債務と所得の比率を債務負担率と言います。
バブルのような時であれば資産も高騰するため借金をしてでも資産を購入します。
これにより資産の価格がさらに上昇します。
この資産と所得が増えていますから、クレジットを得ることにも危険はないのです。

バブルの崩壊

これは長続きしないので徐々に債務の方が大きくなり、
返済額が増えていきます。
そして所得よりも早く返済額が増える時がきます。

これにより支出が減っていきます。
支出は誰かの収入になりますので、所得水準が下がり出し、
これにより借りることが難しくなり、経済が縮小傾向になります。
さらに、債務の返済は続きますから、さらに縮小は継続します。
これが長期の債務周期の折り返し地点になります。

この現象が2008年にアメリカ、ヨーロッパその他の地域で、
日本では1989年にさらにアメリカで1929年にも起こりました。

こうなるとレバレッジが勢いを無くします。
こうなると支出が減少し、所得が縮小しクレジットが消滅し資産価格が急落し
銀行は苦しくなります。
株価は暴落し社会的緊張感が強くなりこう言った悪循環が繰り返されることになります。

所得が減り、返済が増えると借り手は締め出されてしまいクレジットは底をついてしまい
借り手は返済に充てるお金借りることができなくなるため、資産を売る必要性が出てきます。
ただ、この時には資産が売りに出されることが多くなり、
株式市場と不動産市場が暴落します。

こうなると銀行が苦しくなります。
資産価値が減ると、担保の価値も縮小するため借りることがさらに難しくなります。
こうなると貧しいと思い出し、クレジットは消滅し支出は減少、収入も減少、資産価値も減少し
どんどん借りることが難しくなります。
この悪循環がバブルの崩壊です。

この時に利子を下げても経済を押し上げる事にはつながりません
レバレッジが消滅しているためこの時に利子を下げようとしても既に低くなっているため
時には0%になってしまっている時もあるためこうなると景気回復は不可能です。

レバレッジが消滅した時には??

債務負担を軽減することが第一に考える必要性があります。
これには4つの方法があります。

  1. 人・ビジネス・政府が支出を縮小する
  2. 債務が不履行となり債務の再編される
  3. 資産が富裕層からそれ以外の人に再分配される
  4. 中央銀行が新しいお金を印刷する

この4つがレバレッジがなくなった時に実際に行われた事になります。

最初に行われるのが支出を縮小し債務の返済をしようとします。
これを緊縮策と言います。
普通は借り手が借りることをやめ古い返済に努めると債務負担率が減ると考えがちですが、
その逆が起こります。
なぜなら、支出は他の人の収入なため所得の縮小が起きます。
債務返済より早い速度で所得の縮小が起きるためこうなると債務負担率が増加します。

こうなると借り手が銀行に返済できない可能性があると銀行に預けたお金が心配になり下ろし出し
銀行の経営が難しくなり人やビジネスの返済が不可能となるため経済恐慌となります。

こうなると
貸し手の資産がなくなることを避けるために2つ目の債務の再編をしていきます。
返済額の縮小や返済期間の延長、最初に決めた利子を引き下げたりします。
この再編をするとさらに資産価値などが下がってしまうのです。

ここまで経済が落ち込んでしまうと中央政府も困ります。
収入と雇用が減少しているため税金も減少し、失業が増えたため政府が支払う支出は増えます。
さらに経済を回復させようと、経済にも出費する必要性があります。

この時にレバレッジが消滅していると、政府の予算から支出します。
これを返済するには、税収を増やすか借金をするかの2択になります。

そのため3つ目の富裕層からお金を集めます
富裕層から税金を徴収し税の再分配を行います。
この状況が長く続くと、大変な事態になりかねません。
もしかすると現在のロシアとウクライナもこう言った状況なのかもしれません。

1930年代にはヒトラーが力を増しヨーロッパで戦争、アメリカは恐慌が起こったため
強い対策が必要になったのです。

ここでお金が必要となり、
お金を印刷することができる中央銀行が新しくお金を印刷します。
この新しく印刷したお金で国債などの金融資産を買う事によって借入が楽になります。
中央政府は金融資産ではなく人々にお金を分配することができるのです。
でもお金を印刷することはできないのです。
このため、経済の回復には中央銀行と中央政府の両者の協力が不可欠なのです。

このデフレとインフレのバランスを整えることで、レバレッジの回復につながります。
このお金の印刷には注意が必要で、印刷しすぎるとハイパーインフレが起こってしまい、
その国の通貨が紙切れになってしまう可能性があります。

このバランスが取れている状態が続けば、お金を借りることができるようになり、支出が増え収入も増えていき徐々に経済が回復していきます。
これを長期の債務周期でレフレーションの段階です

経済回復までの年数

債務負担が減少し経済が正常に戻るまでには10年以上かかります。
デフレ段階で2〜3年、レフレーション段階に7〜10年ほどです。
これが経済の流れです。

この全てをまとめた表ほど簡単ではないですが、こうした流れが経済の主な流れです。

まとめ

いろいろ書きましたが、
今から書く3つのことを忘れないようにしてください。

  1. 所得より早く債務を増えさせない事
  2. 所得を生産より早く増えさせない事
  3. 生産性を向上させる努力を惜しんではいけない事

最後の3つ目は特に重要な事なので日々努力をしていきましょう。

では今回はこの辺で(^^)/~~~

今回の参照動画になります。
さらに詳しく説明しているので聞いてみてください。

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