GoogleAnalyticsとは？
Googleアナリティクスは、ホームページやアプリの訪問者データを分析できる無料のアクセス解析ツールです。
ユーザーの行動や属性を把握し、サイト改善やマーケティング戦略の立案に役立てることができます
特に企業サイトでは、どのような経路でユーザーが訪問しているか、どのページがよく閲覧されているかなどの情報を得ることで、コンテンツの改善や集客施策の見直しが可能になります。
また、Googleアナリティクスは広告運用とも連携できるため、Google広告の効果測定にも活用できます。
無料で利用できる上に、多機能であるため、ホームページ運営やブログ運営に欠かせないツールの一つと言えます。
重要な指標とその意味
GAにはさまざまな指標がありますが、以下の指標を押さえておくことで、サイトの状況を的確に把握できます。
- ユーザー数
サイトを訪れたユニークなユーザーの数。同じユーザーが何度訪れても1カウントされる。 - セッション数
ユーザーがサイトを訪れた回数。30分間操作がない場合、新しいセッションとしてカウントされる。 - ページビュー数
訪問者が閲覧したページの総数。 - ページ/セッション
1回の訪問（セッション）あたりに閲覧されたページの平均数。 - 平均セッション時間
訪問者がサイトに滞在している時間の平均。 - 直帰率
1ページだけ閲覧して離脱した訪問の割合。高いと、ユーザーが求める情報を見つけられずに離脱した可能性がある。
ユーザーの流入経路の分析
どこからユーザーが訪問しているのかを把握することは、サイトの集客戦略を考える上で重要です。
GAの「集客」レポートでは、以下のような流入経路を確認できます。
- オーガニック検索（自然検索）
GoogleやYahoo!などの検索エンジンから訪問したユーザー。 - ダイレクト
URLを直接入力するか、ブックマークからアクセスしたユーザー。 - リファラル（参照元）
他のウェブサイトのリンクを経由して訪問したユーザー。 - ソーシャル
TwitterやFacebookなどのSNSから訪れたユーザー。 - 広告（Paid Search）
Google広告などの有料広告から訪問したユーザー。
流入経路を分析することで、どの施策が効果的かを判断し、適切な対策を講じることができます。
サイトの問題点を見つける方法
サイトの改善には、問題点を把握することが欠かせません。特に注目すべきポイントを紹介します。
- 直帰率が高いページ
直帰率が高いページは、ユーザーが求める情報を得られずに離脱している可能性があります。
コンテンツの充実や、ナビゲーションの改善を検討しましょう。 - 離脱率が高いページ
訪問者がサイトを離れる直前に見ていたページを特定し、改善策を考えます。 - 読み込み速度
ページの表示速度が遅いと、ユーザーが離脱しやすくなります。Google PageSpeed Insightsなどを活用し、改善を図りましょう。
基準として、1分以下で離脱してしまっている場合は、何かしらの原因があるため、リライトを行うようにしましょう。
コンバージョン率を高めるポイント
流入数が上がってくれば、コンバージョン（問い合わせ、購入、会員登録などの目標達成）を意識する必要が出てきます。
コンバーションを増やすためには、以下のポイントをチェックしましょう。
- コンバージョンレート（CVR）の分析
GAの「コンバージョン」レポートで、目標達成率を確認できます。 - ユーザーの行動フロー
ユーザーがどのページを経由してコンバージョンに至ったのかを分析し、ボトルネックを特定。 - ランディングページの最適化
最初に訪れるページの情報が魅力的かどうかを確認し、必要に応じて改善。
まとめ
Google Analyticsを活用することで、サイトの現状を把握し、効果的な改善策を実施できます。特に、
- 重要な指標（ユーザー数、セッション数、直帰率など）を把握する。
- 流入経路を分析し、最適な集客施策を実施する。
- サイトの問題点を特定し、改善を行う。
- コンバージョン率を向上させる施策を講じる。
これらを意識しながら定期的にデータを確認し、より良いサイト運営を目指しましょう。
マーケティングの基礎について知りたい方は当サイトで勉強しましょう。
さらに専門的に学びたい方は、テックアカデミーのwebマーケティングコースがおすすめ！
webデザインと一緒に学ぶことで、最大66000円の割引を受けることができます。
気になる方はこちらからご覧ください。
コメント