アロマキャンドルに使うワックスの違いとは？初心者向け徹底解説

アロマキャンドルを手作りする際、使用するワックスによって香りの広がり方や燃焼時間が大きく変わります。

この記事では、アロマキャンドルに使われる代表的なワックスの違いや、それぞれの特徴を詳しく解説します。

初心者の方でも選びやすいように、メリット・デメリットも併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください！

ワックスの種類別詳細情報

① ソイワックス（Soy Wax）

ソイワックスは、天然の大豆から作られ、環境に優しいワックスです。

加熱しても、体悪い成分が少なく、アロマキャンドルにおすすめのワックスになります。
また、長続きすることでもしられています。

価格は少しお高めになっています。

② パラフィンワックス（Paraffin Wax）

パラフィンワックスは、石油由来の成分で、香りを強く広げてくれます。

安価で作ることができるため、始めてアロマキャンドルを作る方や価格を抑えたい方におすすめです。

しかし、蜜蝋やソイワックスなどと比べると、
体に悪い成分が含まれているためその点には注意しましょう。

③ ミツロウ（Beeswax）

ミツバチの巣から採取されたロウです。
蜂蜜に含まれている成分も揮発するため空気清浄効果も期待することができます。

④ ジェルワックス（Gel Wax）

透明度が高く、装飾用のプレゼントにおすすめのアロマキャンドルを作ることができます。
中に貝殻や珊瑚、花びらを入れて見た目を楽しむことができます。

しかし、精油が溶けにくいため、香り付けが難しく、フレグランスオイル向けのワックスになります。

フレグランスオイルと精油（アロマオイル）の違いについて知りたい方はこちらをご覧ください。

⑤ ココナッツワックス（Coconut Wax）

ココナッツオイル由来で香りの拡散力が高いワックスになります。

長時間楽しみたい方におすすめです。
単体だとやわらすぎるため、一般的にはソイワックスと混ぜて使われています。

アロマキャンドルに使われる主なワックスの種類

以下に今回紹介したワックスについて簡単に表にまとめてみました。

アロマキャンドル作りの参考にしてみてください。

ワックスの種類	原料	燃焼時間	香りの広がり	特徴	メリット	デメリット
ソイワックス	大豆	約30～50時間（100gあたり）	優しく広がる	環境に優しく、ススが出にくい	燃焼時間が長い、天然由来	温度変化に弱く、柔らかい
パラフィンワックス	石油	約20～40時間（100gあたり）	強く広がる	香りの拡散性が高く、コストが低い	燃焼が安定しやすい、手に入りやすい	石油由来でススが出る可能性
ミツロウ（ビーズワックス）	ミツバチの巣	約40～60時間（100gあたり）	ほのかに広がる	自然の甘い香りがあり、空気清浄効果も期待	100%天然素材、長持ちする	価格が高め、精油との相性がある
ジェルワックス	ミネラルオイル	約60～80時間（100gあたり）	弱め	透明感があり、装飾性が高い	見た目が美しい、ゆっくり燃焼する	精油が混ざりにくい、扱いが難しい
ココナッツワックス	ココナッツオイル	約50～70時間（100gあたり）	強く広がる	低温で溶けやすく、柔らかい	燃焼時間が長く、香りが強く出やすい	柔らかすぎるため、単独使用が難しい

ワックスの選び方のポイント

ワックス選びで悩んだらとりあえず以下を参考にワックスを選んでみてください。

① 香りの広がりを重視するなら…
→ パラフィンワックス（香りを強く広げたい人におすすめ）

② 環境に優しいワックスがいいなら…
→ ソイワックス or ミツロウ（ナチュラル志向の人にぴったり）

③ 燃焼時間を長くしたいなら…
→ ソイワックス or ココナッツワックス（ゆっくりと長く楽しめる）

④ デザイン性の高いキャンドルを作りたいなら…
→ ジェルワックス（透明感のある美しい仕上がりに）

よくある質問（Q&A）

まとめ

アロマキャンドルのワックスにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。

自分の作りたいキャンドルのスタイルや目的に合わせて、適切なワックスを選んでみてください。

初心者の方には、ソイワックスやパラフィンワックスが扱いやすくおすすめです。
ぜひ、お気に入りのワックスを見つけて、自分だけのアロマキャンドル作りを楽しんでみましょう！

アロマの種類や活用方法など知りたい方はこちらをご覧ください。