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さぁ管理職だった時の話をしよう!労働基準監督署に行った話

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今回は私の体験談をお話ししたいと思います。

私はこれまで、転職を5回繰り返しています。
その5回のうち2回管理職に着かさしていただいたことがあります。

当時まだ、どちらも20代前半で色々試してみたいことあり沢山試させていただきました。

今回はそのうちの1つ労働基準監督署に行った時の話をしようと思います。

いま職場の人間関係で悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。

概要

ある全国規模の会社の営業所に配属になりました。
職場はシフト制の職場でした。
そこの従業員はパート・正社員を私を含めて10人の職場(男女比率3:7の女性中心の職場)でした。

その営業所の責任者という形で入社と同時に役職が与えられました。

そこには問題社員が2人居たことは当時は知りもしませんでした。

問題が浮き彫りに・・・

photo of a woman holding shopping bags
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

責任者を任されて半年ほどは特に大きないざこざはなく平凡に仕事をしていました。

ただ、半年後ぐらいから、ある正社員(以下Aさんとします)が毎月2回ほど欠勤が続くようになってきました。

欠勤の方法も酷く、業務が始まってからの連絡で、
毎回Aさんの休み明け、あるいは休み前の欠勤でした。

私自身は、そこまで大きな問題にはならないだろうと思い、欠勤が多いことしか、Aさんには注意していませんでした。

ただ、他の従業員はそうではありませんでした。

ある時、他従業員から「Aさんよく遅刻してくるんだよね」ということを聞かされたのです。

実際に蓋を開けてみると、何もないと思っていた半年間は遅刻のオンパレードでした。
週に2回は遅刻して、他の従業員さんが尻拭いをしていたのです。

しかも遅刻した日はタイムカードに打刻せず、そのまま仕事・・・
私自身、何度かAさんの勤怠を私と課長が勤怠の管理をしていたので、
何度か押し忘れたといって打刻を修正したこともありました。

そのことが嘘の可能性があることを知り、他の従業員さんに探りをいれてもらうと・・・

Aさんは

  • 遅刻常習犯
  • 休む理由に嘘をつく
  • 私が休みの日にパワハラ
  • OOO

と言ったことが浮き彫りになりました。

よく、「親戚が亡くなった」「おばあちゃんが亡くなった」「親が危篤」といって休むけど実際は嘘であそびに行っていた。
とか、何回おばあちゃんを殺すの!といったことありますよね?

まさにその通りの人でした。

私には祖母の介護と言って休んだ日に他の従業員さんにはおばあちゃんが亡くなったと言って、
私におばあちゃんが亡くなったと言った時には、親戚が亡くなったと言ったり、上げるとキリがなかったです。

また、怒鳴る程度のパワハラですが、理不尽極まりない内容でしたね・・・
後自分がしたミスを他人に謝らせに行かせたりとなかなかひどいものでした。

上司もやばかった件

two women sitting on chairs beside window
Photo by Christina Morillo on Pexels.com

大体この調査が終わった時が私が入社して1年ぐらい経っていました。

これだけのことがあったので、流石にイカンだろと思って課長に相談しました。

すると、課長から帰ってきた言葉は、

「わかったなんとかする」

でした。

当時はなんとかすると言ったので、とりあえず私ができることは問題行動を見つけた時に注意するということだけでした。

度々、欠勤を注意していると
欠勤の連絡を課長にするようになっていました。

この辺りで、課長とAさんの関係に違和感を覚え始めていました。

そして、Aさんの行動はさらにエスカレートして1ヶ月の2/3を休むようになり始めました。
この間課長に相談して1ヶ月後の出来事です。

また課長に相談という形で話を持っていくと、

「あの人はいいんだよ」
「身体が弱いから仕方ない」
「だからフォローお願いね」

という驚くべき言葉が返ってきたのです。

ここから、他の女性従業員へのハラスメント行為がさらに増えて行きました。

仕事をパートさんに振って自分は仕事をしなかったり、1時間に1回休憩に行くようになったりなり始めました。
これ全て、私が休みの日あるいはいない日に行われており、他の従業員がカメラ撮影してくれていたことで、注意をすることができ、上司にも持って行きました。

上司とAさんが繋がっていた・・・

それから数日後にあるパートさんが退職することになりました。

この理由が、Aさんからのパワハラでした。
詳しく理由を聞くと、
あんたがチクったんだろ!
あんな映像を撮れるのあんたしかいない!

ということを言われて日々怒鳴られて、仕事を全て押し付けられていることが原因でした。

この時にAさんの行為を課長が容認していることを知ったのです。
監視カメラの映像を見せたのは、課長だけで後の人は誰も知らないことだったのです。

これで、今までの行為に全て辻褄が合ったのです。

ここで裏付けるように私が入社する前のことを、退職した人に聞いてみると、
「Aさんのフォローはしっかりすること」
「Aさんが休んだ時は出勤して頑張って」
「Aさんの休みはすべて有給」
「Aさんは遅刻してもいい」
「(Aさん以外の人には)休みの連絡は当日にされても困るよ
一週間前に報告なかったから欠勤だからね」

などというような、Aさんは課長にとって特別な人で何よりも優遇していたということが明らかになったのです。

いやーここまで行くと色々な関係性を考えましたよねw
こんなことある?っていうぐらい露骨な対応をしていたようでした。

労基に相談

woman filling job application form in office with boss
Photo by Sora Shimazaki on Pexels.com

ここから、いつもなら退職するのですが、
「ここで労基に相談に行くとどうなるんだ?」と疑問に思いお話をしにいきました。
色々合った経緯を話すと、課長にもう一回言って、人事からAさんに対して正式な罰を与えてくださいとしかいってくれませんでした。

何度か足を運ぶと「ちょっと待ってください」と労基の担当者から言われ、まっていると、
「実は名前は言えないのですが、他の方から相談があったようです。」
と言われ、本社に労基から伝えてくれるということになりました。

西日本なのに、東日本の代表者が・・・

それから1ヶ月ほどたったある日、東日本の代表者が訪問してきました。

詳しく話を聞くと、労基から本社に電話があった、誰がその問題の人なんだい?と聞かれました。

今でも当時のことで気になることがあるのですが、「だれがその問題の人なんだい?」
と、聞いたということは、本社の人は誰がどういう理由で労基に行った理由を知っているということですよね?

この点が少し気になる点ですがまた別の話なので本題に帰りますね。

とりあえず聞かれた内容を伝えてわかった。
だったら給料を上げるよと言われました。
当時の給料が26万で30万まで上げてくれるというものでした。

そこで、私は東日本の日本の責任者に対して鎌をかけることにしました。
Aさんと同じ給料になっても意味ありません。
それに要望はAさんを退職あるいはパートに降格が目的ということを伝えました。

わかったと東日本の責任者は言いながら、も翌月の給料が30万になって、Aさんの役職は変わることはありませんでした。
ただ、Aさんは「私に給料をバラしたのは誰だ〜」と私のいない時に暴れていたようで、課長に対して「あんたしか知らないんだから!」と喧嘩をしていたみたいです。

その後だと思うのですが、課長から個人的に電話があり、
「Aさんの給料は誰から聞いた」とか
「たく猫のせいで関係性が壊れたから責任取れ」
などという連絡が度々きていました。

それから、度々東日本の代表者との話をする機会がありましたが、Aさんの件については解決するような方向にはならず、運命の時が近づいてきていました。

運命の時・・・

photo of man holding a book
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

本社の人が訪問してくれるようになり始めて、半年が過ぎた頃、営業所の撤退が決まったと課長の部下からリーク情報が入ってきました。

そのことで、課長を問い詰めると、
と言われて、その営業所には違う会社が入ることになっているけど、お前ら全員クビ!

と言われました。

そこから、撤退の1ヶ月前まで連絡はなく、次に入ってくる業者が来るまで課長や本社と一切連絡が取ることができませんでした。

連絡というか、撤退後の引き継ぐ会社と打ち合わせをする時に顔を見かけただけで、話すことはありませんでした。

そして、営業所は撤退、全ての従業員の辞令は自己都合退職で幕を閉じました。

結果は・・・

landscape photography of beach
Photo by Life Of Pix on Pexels.com

結局、会社が対処しきれず、営業所を他の会社に売って撤退という形に収まってしまいました。

ただ、ここで終わると私の独断でその時の従業員の職が失ってしまうことになるため、
信頼できる人は同じ職場で雇い続けてもらえるように交渉をして何とか、他の方は同じ職場で働き続けることができることになりました。


この時にした経験は普通の人は体験できないことだと思います。

結局労基に何度も相談に行きましたが、会社の方針や環境を変えることは労働基準監督署には無理なので自分のことだけを考えて素直に転職をするようにしましょう。

私が勤めていた会社の上司はたまたま弱みを握ることができて、
同じ営業所で働いていた方は優しくて同じ方向に動いてくれたので何事もなく最後まで楽しい社員生活を送ることができました。

たまたま2つの要素が重なってくれたのでできたことです。

普通の社会でこんなことをすると、
干されて、不遇な待遇になって精神的に追い詰められて、最悪兵庫県知事に追い詰められた局長のようになってしまうこともあります。

会社雰囲気や上司が問題社員を変えようとはせず、転職に力を入れましょう!


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