『就活中だけどやりたいことがわからない』
『今の就職先が嫌で転職先を探している』
『これからのことを考えると今の業界だと不安』
といった悩みから、転職先・就職先を簡単に決めようとしていたり、決めてはいませんか?
これでは結局、転職をしないといけなくなったり、嫌な人生を続けて、
今のあなたの会社の上司たちの様に、会社をイヤイヤ出勤しながら、愚痴ばかり言っている人になってしまいますよ。
そんな人生を歩まないためにも転職・就職前に大切にしておくことがあります。
それは『目標を決めておく』ということです。
なぜ目標を決めておくことが大切なのかお伝えして、具体的な目標の決める方法についてもお伝えします。
就職・転職する時に目標を決める大切な理由
どんなことを決断するときでも目標は大切です。
今回はなぜ転職・就職する時に目標が大切なのかですが、それは『迷わないため』です。
あなたは定年を迎える日の一週間前、仕事で何をしているのか想像できますか?
仕事で言うと、定年する時が最後の時(=目標)になります。
その時最後の状況が想像できるように、目標がしっかりしていると、転職や就職先に悩むことなく進むことができます。
たとえば、教師になりたいという夢があってそれを叶えたとします。
その先は?学年主任になるのか、何かの教科を受け持つ先生になるのか、はたまた、学長や校長になって最後を迎えるのかどの教師になりたいのかで進むべき道が違いますよね?
英語の教師になりたいなら英検やTOEICで高得点をとっているといった資格・能力が必要ですし、
学年主任になりたいのであれば、生徒からの相談に乗りやすい様に心理系の資格や将来の進路相談ができる様に中小企業診断士やキャリアアドバイザーのような資格を持っている方が、役に立ちますよね?
こういったように、あなたが仕事の最後を迎える場所を決めておくことを『目標を決める』というふうに言っています。
こうして目標を決めてから、就職・転職先を決めるとあなたにとってより良い会社を選ぶことができますよ。
転職・就職をするときの具体的な目標の決め方
ここからは転職と就職の目標の決め方についてお伝えします。
これは、よくキャリア設計とよばれるものになりますので、ぜひ活用してくださいね。
まず、目標を決めるためにはいくつかのステップが必要です。
ペンと紙を用意して行いましょう。
というような感じで書き出していくと、今したいことが見つかって、そこから先の方向性もきめることができますよ。
具体的にどういうふうにしていけばいいのかお伝えしていきますね。
ステップ①やりたいことを書き出す
まずは『やりたいことを書き出す』ことをしましょう。
わたしも『やりたい100のリスト』を作っていますが、このようになんでもいいので書き出していきましょう。
ここでの目標が『あなたの転職・就職をいいものにする』ということなので、やりたいことや好きなことにフォーカスして書いていきましょう。
制限時間を決めるか、書き出すワードを100個以上などというように目標を決めて書き出すようにしましょう。
個人的には、初めてこういうことをするのであれば10分という時間を決めて書き出してみましょう。
もちろん10分で足らない時間を場合は増やしてくださいね。
目的はあなたの考えていることや思っていること全て書き出すことが大切なので。
この方法は仕事以外のジャンルにも役にたつのでいろいろなところで活用してみましょう。
ステップ②やりたくないことを書き出す
つぎはやりたくないことを書き出していきましょう。
今回は仕事という分野に絞って書き出していくので書き進めやすいと思います。
たとえば、調理業界は嫌、清掃業務は嫌、営業は嫌という書き出していってみましょう。
さらにそこから深掘りして、なぜ嫌なのかという理由や書き出せるといいですよ。
そこから、限度はどこまでなのかというのを書き出していきましょう。
清掃業務が嫌という理由であっても、日々の掃除すらも嫌なのか、誰かの使ったものを片付けるのが嫌なのかというようにどこまでのことをしたくないのかを具体的に書き出してみましょう。
他にも、苦手意識があってやりたくないということも書き出していきましょう。
やりたくないことを書き出すことで、仕事を選ぶと時に選択肢から外すことができます。
ステップ③1と2のリストに仕事の要素をつけたす
ここまで描き出せると、やりたいことリストの中から仕事の要素を付け足していきましょう。
例えば、人と話すことが好きという方であれば、営業やカウンセラーなどの対人中心の仕事
ゲーム制作をしたいのであればIT関係の仕事、ものづくりが好きであれば、製造系の仕事というように細かくなくていいので、ジャンルとできれば代表的な仕事をピックアップしていきましょう。
そのなかでの比率の多い職種があなたに向いている職種である可能性があります。
ある程度あなたが好きな職種の傾向が掴めたら次のステップに進みましょう。
ステップ④定年まであと1年の理想の仕事風景を考える
つぎは、定年まで後1年の理想の風景を絵にしてみましょう。
絵が下手でも問題ありません。自分がわかればOKです。
ここでは、今のあなたが思い浮かべる理想の職場の環境を想像することが大切です。
たとえば、教師であれば、小学生の生徒たちに授業をする風景や毎朝正門で挨拶をしているところ、あるいは、学生たちに休み時間も囲まれる先生という姿もいいですね。
ここで想像する姿というのは、決まった答えはありません。
あなたがこれだ!と思うものが正解なので自由に想像してみましょう。
また、ここで決めたことは将来変わっても全然問題がないので、自由に想像をふくらませてください。
以外の今回紹介しているステップの中では一番重要なことだったりします。
想像できたら次のステップに進みましょう
ステップ⑤ステップ④を達成するために必要な要素をピックアップする
あとはステップ④で想像した姿を目指して頑張っていくだけです。
ここではステップ4を目指すために必要な要素をピックアップしていきましょう。
例えば、教師なるには教員免許は必ず必要です。
そうなると、大学に行って卒業をする必要があります。
それに、小学生に教えるのか、中学生なのか高校生なのかによって必要な資格が違います。
そこから、英語の教員になるのであれば、英語関連の資格の取得する必要があったり、校長などになりたいのであれば教員免許一種を取る必要があります。
(専門ではないので多少違う部分があるかの知れませんがご了承ください)
というように、教師1つとってもみても、目指したい場所によって必要なものが違ってきます。
そこで、あなたが先ほど絵にしたものを参考に考えていきましょう。
また、その必要なものを手に入れるための期間も書いていくとより次のステップの行動プランに落とし込んでいくということがしやすくなります。
ここあたりからちょっと難しくなるので、私自身無料ご相談をしていますのでお問い合わせください。
ステップ⑥5でピックアップしたものに優先順位をつけて行動にうつす
4の理想に近づくために必要な資格や能力がピックアップできたら優先順位をつけていきましょう。
教師になりたいのであれば、教員免許が必要で、大学あるいは専門学校の卒業する必要があります。
(小学生の先生になる場合は大学・専門を卒業してなくてもなれます)
そのため早く大学・専門学校に入学する方がいいです。
英語の教師になりたいのであれば、英語に関する資格を学校に在籍中に取ることもできます。
こうして、優先順位を決めることで、目標により早く到達することできます。
色々聞いていると、優先順位の決め方が苦手な方も多いようなので優先順位を決める時に参考にするポイントをお伝えするので、優先順位の決める時に参考にしてみてください。
といった点になります。
分類分けをして、取り掛かる順番を決めて行動に移していきましょう。
この辺りから『タスク管理』『スケジュール管理』のスキルが必要になってきます。
そのあたりのスキルは別の機会にお伝えしますね。
まとめ
最後の方は話が資格優先の考えになってしまったので話が脱線してしまいましたが、要は『あなたが定年する時にどんな仕事をしていたか』というのを考えて決めてくださいということです。
将来、プログラマーになってゲームを作っていたいのか、ものづくりで何か人の役にたつものを作って影ながら支えていきたいのか、色々な人と関わっていきたのか、そのあたりを具体的にすることで転職・就職先をきめやすくなります。
あと、こんなことを言ってはあれなのですが、転職エージェントを活用すれば今回自分でやった自己分析をしてくれます。
さらに、就職・転職先も案内サポートもしてくれるので今回ご紹介したような手間なことはしたくないという方は【転職エージェントナビ】を活用してみるといいですよ。
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