異常と思わないことが異常？正常性バイアスについて

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2022.09.132024.06.18

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こんばんにちは！
今回は認知バイアスの一つ正常性バイアスについて書いていきます。

正常性バイアスとは？

正常性バイアスとは、予測していない事象が起こったときに
「こんな事が起こるなんてあり得ない」と言う先入観や偏見から、
「まだ大丈夫」や「まだ問題ない」という『事態が正常の範囲である』と
勝手に判断してしまうことを正常性バイアスと言います。

身近な例だと、災害が起こりスマホで撮影をしていて逃げ遅れが起こる原因が
正常性バイアスの一つとも言えます。

正常性バイアスが働いた時の注意点は以下の通りです。

上記の5点です。

キャリアに正常性バイアスが発生すると、
「自分のキャリアは間違いない」や「勤めている会社は何事も問題なく運営していける」と思う結果を
招きます。

自分が描いたキャリアに近づいていけているなら問題はないですが、
そうでないなら見直す必要性があります。
また、雇われているのであればこのご時世だといつ減俸になってもおかしくないですし、
最悪リストラ、倒産という可能性もあります。

あなたのキャリアや仕事は大丈夫でしょうか？
あなたが得意なことやスキルがあるのでしたら、副業を始めることも視野に入れておきましょう。
始めるならココナラがオススメです。

他にもクラウドワークスやランサーズもありますが専門的なスキルがある方はこちらも検討してみましょう！

こうしたときに正常性バイアスにかかると
「自分だけはルールや手順を守らなくても大丈夫」と思うようになります。

こうしたことを思ってしまうと、大きな事故につながったり、損失につながる結果になります。

鴨頭嘉人さんの話で、マックの手順の話があるのですが一人一人が自由にしてしまうと、
一人の時間は短く済むかもしれませんが、
総合時間で見ると正式な手順でやるより時間がかかってしまうことになったりします。

ここで正常性バイアスが発生すると、
「問題の過小評価」をしてしまい、問題や事件が発生する前に気がつけることであっても
気づかないふりをして重大な問題に繋がります。

夫婦間やカップル間でこのくらいのお願い大丈夫だろうと思って、
あなたはお願いばかりしていませんか？
あなたがお願いを1個したのであれば10個はお願いを聞くようにしましょう！

正常性バイアスは、無意識のうちに差別や偏見を生み出してしまいます。

自分の内側で思っていることが言動の端々に出てしまい、
気を遣った結果がハラスメントにつながる可能性があります。

女性は特にこの違和感に気づきやすいです。
言葉が変わっても考え方や行動が変わっていないと人を
傷つける結果になるかもしれないので注意しておきましょう。

面接官や人事評価する人に「今までこれで間違いはなかったのでから私の決定に間違いはない」と思ってしまうことで、評価に間違いが起こるようになります。

正常性バイアスと他のバイアスが発生することで、
「寛大化効果や厳格化効果や自己投影効果」が起こり公平に判断できなくなってしまいます。

上記のようなことに正常性バイアスが発生してしまうと、人間関係や仕事に大きな問題が生じてしまいます。
このバイアスを予防するために以下の方法があります。

正常性バイアスは常に心を正常（一定の心理状態）に保つために働く効果です。
そのため、「想定外の事象」「色々な予測」あるいは「最悪の状況」を予測して対応策やその状況のイメージをしておくと、対応できるようになります。

何か問題が起こった時の基準を決めておくと、
問題が起こってもその後の重大な問題を回避できるようになります。

『人は考える葦である』と有名な人が言った言葉があります。
そのため、常日頃から考える癖をつけておく事が大切になります。

常に、「私の身に起きたらどうするか？」や「私であればどうするか？」と
自分に起こったこととして考えてみることや、
物事を抽象化して具体的な内容に落とし込んだり、先を見越して考えるようにしておけば、
突発的に何か起こっても思考停止せず考えて結果を出す事ができるようになります。

今回は正常性バイアスについてでした。
正常性バイアスは他者心理による思考停止することで心の平穏を保とうとする働きになります。

『豊かな人生』を歩むためには、こうしたバイアスを発生させないようにしないと、
仕事や大切な人の時間を失う結果を招いてしまいます。
そのため常に考えて行動するようにしましょう！

では今回はこの辺で(^^)／~~~